箱根金時山ハイキング



金時山は、箱根山の北西部に位置する標高1,212mの山。日本三百名山のひとつ。箱根の数あるハイキングコースの中、最も人気のあるコースで、いつも多くのハイカーで賑わっています。

今回は、あまり人出のない冬
積雪もありそうな、この時期を狙って行ってみました

箱根神社から登るルートで
車で行くと、すでに無料駐車場は満杯。やむを得ず有料駐車場に車を止めましたが、それでも車はかなり少なめ

さぁ出発です!

しばし行くと金時神社
足場は悪く、木の根が縦横にはり地面に露出しています。足場を確認しながら一歩一歩ゆっくりと登ってきます
しばらくすると、積雪で路面が覆われます
乾いた雪なので、足元がぬかるみになる事はありません

樹氷とまではいきませんが、
樹木に雪が棉のように、張り付いて凍っています
これが、非日常的で、とても美しい
登山道の切れ目から、眼下に御殿場の町が見える
高度が上がるにつれ、積雪の量も増えますが
日の当たる部分は溶けて、さほど雪は見られません
日陰の登山道になると、このとおり
雪が残りますが、サクサクとして足をとられることはなく、快適です
雪を踏みしめながら、たどり着きました。頂上へ。
右手に見えるのが「金太郎小屋」
 360度の絶景が広がります
「明日からまた仕事」なんて現実は忘れて
  山でのひと時を過ごします

金時茶屋に入ると、
名前と登頂回数の書かれた札が、びっしりとぶら下がっていて愛好者が多いのがよくわかる。

店主に記帳を勧められ、記入すると
隣で、店で提供された食事を食している
おじさんをさして、この人は登頂○○○回なんですよと話してくれた。

よく見ると、ここを登ってくる時に
登山道を修理していたあの人だった。

いつも不思議に思っていたことを何点か聞いてみた

荷上げはどうしてるのですかと聞いたら、「リフトであげている」と。

以前どこだったか、担ぎ屋さんが担いで登っている姿を見ていたので…つい、気になってしまう。

もう一つ。最大の疑問点だったこと
毎日、ここへ登ってくるんですか?

と聞いたら、毎日ここへ登ってくるそうだ

私はそれを聞いてびっくりしてしまった。
「それ、大変じゃないですか」聞いたら

別に大変じゃないですよ。ここ私の職場ですから
都会で何時間もかけて出勤するよっぽどいいですよ

と…。

毎朝、御殿場から車で来て、歩いて40分で山小屋に着き、3時ごろには下山すると…。

なるほど

慣れたら、それはそれで楽しいのかもしれない

ただ現実世界どっぷりつかってる私には
想像もつかない、異次元の世界に思えた

後になって
山小屋の店主に、聞き忘れたこと思い出した


前に金時山に登ったとき、猫がいた
あの猫はその後どうしたんだろう。

前に、この山小屋にはお婆ちゃんがいた
あのお婆ちゃんはどうしたんだろう


今度、行ったとき聞いてみよう❗️
頂上でのひとときを終え、下山しました

青い山脈

シニア世代のハイキング日誌

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