鷹巣山ハイキング




今回は、精進池から鷹巣山
千条の滝を経て小涌谷に至るコースです。

精進池のほとりに歴史館があり
ここの駐車場に、車を停めて出発です 😊
湖畔がハイキングコースになっています。

昔は、池一周コースも、あったようですが
イノシシ出没のため、現在は閉鎖中です。
湖畔から、国道隔てた反対側の六道地蔵には
国道の下に地下通路が作られ、直接、行くことが可能です。さらに人が通ると点灯するLED照明が、付いています。

行ってみたら、こちらもクローズ
公開時間があるのか、扉が閉まっていました


大きな岩に
像が彫られている像を磨崖仏といい
磨崖仏の地蔵菩薩坐像としては
国内最大級だという

昔来た時、屋根はなかった

湖畔では
道脇にいくつもの石仏を目にします

その中で、とりわけ目を引くのが、
岩に彫られた石仏群です 😯

小さなお地蔵様が、あちこちに彫られています

 クリック 👀 ↓↓↓↓↓

国道の反対側にも三体。これはそのうちの二体。
道路のすぐそばです。

箱根町のホームページに
「明治37年(1904)、新道が建設される際には、石仏群を縦断していた「湯坂道」が破壊され、さらに大正9年(1920)、この道が国道一号線に改修される際に、周辺地形にも手が加えられてしまいました」 とあります。
国道1号線を芦ノ湯を越え
緩やかな坂道を下っていくと

国道一号が、大きく左にカーブしたところに
湯坂路の入り口があります。ハイキング目的で
なかったら、ほぼ、気づかないでょう。

鎌倉時代から箱根越えの主要ルートだった湯坂路。
のちに、江戸時代になって東海道ができると、東海道が主街道になりました。いわゆる「箱根八里」とよばれるルートです。

尾根道の好条件を備えた湯坂路が、なぜ、条件の悪い谷沿いのルートへと変更されたのか。

そこには、箱根関所をメインとする江戸防衛の重要地点としての防衛戦略と、須雲川沿いが小田原~三島間の最短ルートだったことなどの要素があったようです。


鷹ノ巣山までは広く緩やかな道が続き
やがて、開けた空き地に出ます。

ここが山頂でしょうか
鷹巣城跡の標識とベンチがある

「その城跡については不明な点が多い」
とあるように、まわりを見渡しても
とても、ここに城があったとは思えない


鷹ノ巣山から、分岐点までは下り坂が続き

この分岐点から、さらに
千条の滝に至る道が急峻だ

悪戦苦闘して降りてくると、やがて
せせらぎの音が聞こえてくる。
千条の滝がもうすぐだ


その時、リンリンと鈴を鳴らしながら登ってくる
中老のご夫婦にあった。軽く挨拶してすれ違った

あのご夫婦は、あの先にどんな
上り坂があるか知ってるのだろうか
そう思わずにはいられない

私には到底
あの急坂を登れる気がしなかったからだ 💦

やがて千条の滝に到着
ここには、たくさんの人がいます。
家族連れが多く、子供たちが川に入って遊んでいる
  高さ3m、幅20mの横幅の滝だ 😀

ここから、20分も歩けば小涌谷

バス停に着いた
精進池行きのバスは10分おきに到着予定
その間に、バス停に現れるのは若いカップル

かつての青春を思わせるような
若いカップルが、次々とくる。

不思議なもので
山で会うのは、シニア、年配の方
山を降りてくると、青春真っ只中のカップル

町は若者で溢れ
山は、シニアが闊歩する

バスが来たので、バスに乗り精進池に向かった

青い山脈

シニア世代のハイキング日誌

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